7498E MKⅡをご購入頂きましたお客様より大変詳細な比較レビューを頂戴しましたので掲載させて頂きます。

下記レビューに関して頂いたO様より「出しゃばりすぎではないか」とご遠慮の申し出を頂きましたが、いずれもMKⅡをお持ちまたは購入を検討中のお客様にとって有効な情報と当方で判断し掲載させて頂くことと致しました。ご理解賜りますようお願い申し上げます。

23-2020/3/3 茨城県O様

【今回はレビューではなく、セッティングの試行錯誤結果です。】

サブシステムに、150mm角・1mm厚の天然ゴムシートが1枚しかないため、MKⅡJP CORNのスパイク(?)

受けとして、コルクボード(90φ×5㎜)を代用しておりました。

サードシステムの試聴時に得られたような音が出せず、もう少し強度のあるワインのコルク(10㎜)を10円玉の上に挟んだりもしましたが、コルクは内部損失が大きいためか、中高音が曇ってしまい透明感が不足して、低音のパンチも削がれてしまって悩んでおりました。

 金属系のスパイク受けを検討しましたが、CORNの素材がアルミなので傷みそうなことと、高域が華やかになる半面、低域が弱くなりそうで、温もりのある音もあまり出ないような気がして断念しました。

また、AET製品のインシュレーター類も検討しましたが、費用の面から断念しました。

 

 温かく響きの良い音を求めて思いついたのが、和楽器には動物の皮が多用されているということです。そこで、入手が容易な皮革製品に目を付けました。本革(羊皮)で作られた安価な財布です。羊皮は楽器用ではありませんが、財布の縫製部分をきれいにほぐし、皮だけの状態にしてスパイク(?)受けとして試してみました。

 

 実験結果にびっくりです。音場が広がるとともに、音が前に出てくるようになり、特に高域がよく澄んで聴こえるようになりました。響きもとてもきれいです。ダイナミックレンジも申し分なく、音のスピード(立ち上がり、立ち消え)が驚くほどよい感じです。

以前、レビューにて試聴曲としました、高音質音源の再現性は抜群で、繊細であり臨場感がたまりません。

・小橋敦子&セバスティアン・カプテイン『Dualtone』

・鬼太鼓座『富嶽百景』,『怒濤万里』

付属の天然ゴムシートと聴き比べておりませんので確かなことは言えませんが、ゴムの減衰力は高いですから、それに対してスパイク効果が効いているようにも思えてしまいます!?

本革の厚さが薄い場合、高域寄りになり、女性ボーカルのサ行がきつくなりますが、重ね合わせて厚さを適度に調整することで、とても良い感じになり、費用対効果が抜群なことを実感しました。

私的には好感触ですが、万人向けと言えるかどうかは不安なところです。

 

以上がセッティングの試行錯誤結果です。

改めてMKⅡJP CORNのコストパフォーマンスの高さ、MKⅡの潜在能力の高さを実感いたしました。

セッティング次第でまだまだ音質向上効果が期待できそうです。恐るべし、Indeed TDA7498E MKⅡです。

22-2020/2/23 茨城県O様

【FV2のレビュー】

MKⅡはゲインが高いため、単純に左右単独バイアンプ駆動すると、左右のボリューム調整が困難を極め、

小音量時にギャングエラーが発生しますので、全体のバランスを崩してしまいます。

パッシブプリアンプFV2を介することで、上記の問題を一気に解決することができ、特にハイレゾ音源

〔DSDファイル形式,FLACファイル形式〕の再生時出力差をこまめに調整できるので重宝しております。

若干、中低音の音痩せがあるような感じがしますが、気になるようなレベルではありません。

逆にFV2が加わったことで、無機質な音だと感じていたスピーカーが、まろやかな音になりとても聴き易くなりました。

不満だった点が少々改善され、音楽をより楽しめそうです。

食べ物に例えるならば、辛口カレーにコクがプラスされ、スパイスを充分楽しみながらも食べ易くなった感じです。

入力側にRCA→XLR変換ケーブル、出力側にXLR→RCA変換分岐ケーブル(ともにIndeed Hi-Fi Lab Japanオリジナル)を使用しております。

音質劣化は最小限(接続側のデバイスに特別な仕掛けがない限り、上位互換はない)だと思われます。

MKⅡのボリューム位置を時計の12時に設定できるため、ボリュームコントローラーとしても、非常にいい仕事をしてくれており、大変満足です。

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前回、店主様がご質問されました「SP間距離と試聴距離」ですが、一番の要因は、部屋の間取りの関係です。

音響機器設計者側から考えた場合、だいたい正三角形の位置で試聴するのが、正しい位置だと思われます。

また、音楽製作者側もそういったセッティングを考えて、曲造りをしているのだと思われます。

私の場合、メイン,サブ,サードシステムのそれぞれに設置上の制約がありますので、試聴環境に合わせるため、

株式会社逸品館(清原代表)様考案のレーザセッター方式の自作簡易版で、試聴位置を決めております。

そのため、2本のスピーカーを誤差なく「2等辺三角形の底辺」に設置すれば、左右のスピーカーの音のピントが

ぴったりと合うことから、正三角形の位置には拘っておりません。

特にサブシステムは、私の寝室兼書斎(独立した娘の部屋)に設置しておりますので、箪笥の一部やドレッサー,勉強机,ベッドが先陣を切っており、思うように設置できないのが現状です。

21-2020/2/20追記 茨城県O様★★

20‐2020/2/11 茨城県O様