19/12/8
今回は見てくれの試行錯誤です。当初BreezeAudioでは、「ゴールドパーツはない」とのことで、こちらで別途探して購入しました。ノブの注文後にメーカーが対応してくれて結果2種のノブが出来てしまいました
上段が、BreezeAudioが生産してくれたもの
下段が、こちらで別途購入したもの
店主個人的には、下段の方が上品で良いと感じています。
どちらでも対応可能ですので、注文時にお申し付けください。(下段呼称:ピンクゴールド)
19/11/24
以前から気になっておりましたS社製XLRアウト付DACを購入、本日到着しましたので比較検証しました。
各ショッピングサイトのレビューでは非常に高評価を受けている機です。到着が待ち遠しく、届くとすぐに開封し接続。
いつも通り、CD5から同軸アウト(CD5のデジタルアウトは同軸のみ)→S社DAC(XLR出力)→FV2→MKⅡとして試聴開始。期待を込めてリニア電源24VでMKⅡをつないで聞きました。
中高音は、非常にクリアでノイズ感一つなし。フィルターで濾された如くに無音分では音がありません。高解像でで、定位も良いのですが、昨日24Vと36Vアダプター比較で気づいた低音の立体感は改善されませんでした。
次に、アダプターを36Vに変更して試聴。
すると何故か昨日36Vで感じた低音の押し出し、迫力が感じられず。
試しにIndeed X16に変更したところ、昨日同様に迫力のある、痛いほどの低音が出てきました。
さらにX16も外して、CD5(XLRアウト)→FV2→MKⅡに変更。
非常にきれいな中高音と力強い低音が出てきます。(X16なしの方が良いと感じます)
余程、CD5の音質が私にはあっているのだと思います。CD5のDAC性能が高いと感じます。
2番目としてPCからUSBケーブルでS社DACに接続→RCAアウトでMKⅡ、同様にX16→RCAアウトでMKⅡへ。
日頃聴いているAmazonMusicのほか、ハイレゾ配信サイトのサンプル音源を聞き比べました。
結果は、X16の方が生々しさがあり、聴いていて楽しい。
J.S.バッハ: イギリス組曲第1番 イ長調 BWV 806(2つのギター編)では、その差が顕著で、S社DACでは無音から急に音が出るのですが、X16では無音ではなく、レコード針を下した後のように独特の空気感があってからバーンと音が出ます。しかも生き生きと音が飛び回る感じ。
お若い方はご存じないと思いますが、店主世代が若いころはカセットテープが全盛で、素ではノイズが酷く必ずドルビーBやCといったノイズリダクションを使って聞かなければなりませんでした。S社の音もそれに近いのでしょうか?フィルターがかけられて、本来存在する音まで消されて、作られた高解像度という気がしました。
ただし、これも並べて付け替えの手間を惜しまずにトライした結果ですので、通常使用されている段ではS社DACは何ら不満を感じるものではないと思います。評判の悪い小さな表示LEDも文字がくっきりと見やすく、リモコン操作も極めて便利です。
同様の製品をIndeedが製造すれば、どれだけ素晴らしいかと思いますが、残念ながら叶わぬ夢。
今回、お得意先様のご協力も頂き、これまで聞いたことのなかった機器やケーブルを試聴できたり、他社製品や新たな電源購入もして、色々と比較することが出来ました。その結論として、7498E MKⅡ、7492s、X16といったIndeed製品が極めて高い音質と品質(機械としての)を有していることが再認識できコストが掛かりはしましたが、店主として確固たる自信を持つことが出来て非常に良かったと考えています。
19/11/23
先日の独身の日にオーダーした安定化リニア電源が届きました。オーダーしたのが11/11の深夜ですから、11/12起算として11日後に到着なので、サイト提示日数の13-21日に比べて早く届いたことになります。
梱包状態は、綺麗で到着時の箱の変形などありませんでした。(ここのところ、Indeed中国から贈られてくるものも然りですが、大きな損傷、箱潰れは見受けられません。輸送クオリティがアップしたのでしょうか)
購入したものは、主出力24V13Aと予備出力12V2Aの2ケーブル供給ができるものです。トータル最大出力350W。
何故、36Vのものにしなかったかは、MKⅡが160W×2chの320WがMax出力と謳っており、350Wではキャパオーバーと考えたためです。しかし、やはり本体に取り込む電流は0.1A程度でこの13Aはいったい何なのでしょうか?
いきなり、MKⅡに繋ぐのは流石に危険と考え、長く使っていなかったSA-98Eに接続。CD1枚分45分間使用して問題ない事を確認した後MKⅡに切り替えました。
SA-98Eに繋いで聞いてみると、MKⅡと間違えるほどクリアで分解能の高い音がして、電源のクオリティーが高いことを実感しました。
SA-98Eの本体は、以前に黒のシャーシが味気ないので、ホームセンターで銅板シールを買って張ったものです。
およそ1時間の使用でも24Vのためアンプの温度は23℃から25℃とわずかに暖かくなった程度で、リニア電源自体は、触ると冷たいほどで全く熱を帯びていません。
流石に安定化というだけあって使用中の細かな電流値の動きは見受けられません。
前回検証したスイッチング電源との差は感じられません。良くも悪くもなし。スイッチング電源に発生する数分ごとのクーリングファン作動音の煩わしさがなく、パイロットランプの灯りも煩くなく非常に良い使用感です。
そこで、手持ちの他のアダプターと聞き比べを行いました。
・24V2.7a PSE認定品(国内調達の中国製)
計測器の数値は0.6A~1.0Aと頻繁に動きますが、聴覚上の差はなし。
・36V5a Indeed製アダプター
どうせ差はないだろうと思っていましたが、ん? ウッドベースの音が違う。音が痛い。塊のように押し出してきて、非常に立体感が感じられる
・36V2a PSE認定品(当店標準販売品)
やはり、ベース音が非常にしっかりと前に出てくる、音が見えるよう、体に響いてくる。
聞き間違えかと思い、曲を止めて24Vリニアに変更。ということで同じ曲をリピート再生し、電源ユニット以外のACケーブルなどすべて同じ条件で付け替え付け替え試聴を繰り返しました。
(結果)
24Vと36Vでは、低音の立体感が明らかに違う
24Vでも、しっかりとベース音が出ていますが、バックで鳴っているぼやけた感じ
36Vでは、目の前で演奏している感覚で、音がはっきりと形が見えるがごとく体に当たってくる
中高音に関しては、確実にというほどの差を感じられず。
これまでの試聴では、これほどの差は認識できなかったものですが、今回は検証方法を変えたこともあり、初めて24Vと36Vの差に気づきました。
ただしこれも並べてみての結果であり、それぞれ単品で使用している分には、おそらく何の問題も感じられないとは思います。
今の音質に不満を感じられる場合には、アダプターを変更されるのは1つの方法とは思いますが、その差は極めて微妙です。結果として今回の安定化リニア電源の購入は音質改善にはつながりませんでした。というよりも店主自身、全く既存のシステムに不満を感じていなかったところもあり、検証目的のために購入したもので、その結果が分かっただけでも成果と感じています。
ひとつリニア電源の良いところは電源自体にパワースイッチがあり、店主のように頻繁に機器を変更しなければならない者にとって、本体からアダプタープラグを抜き差しする際に、起こりうるスパークを気にする必要が無くなりました。
また、後日再度スイッチング電源にて検証しなおしてみたいと思います。
19/11/10
かねてからの疑念であった電圧と電流量による音質の違いを検証しました。
(検証方法)
「電圧及び電流可変式スイッチング電源と電流・電圧計による数値測定と実試聴」
使用機材「0-60V可変式電圧、0-5A可変式電流 スイッチング安定電源」価格は1万円程度のもの
・24V時電流量0.07A 消費電力1.68W/h
・30V時 同 0.08A 同 2.40W/h
・32V時 同 0.09A 同 2.88W/h
・36V時 同 0.10A 同 3.60W/h
(結果)
・電流量はダイヤル操作で増減できるが、どの位置であっても電流量は不変で電圧毎に一定値。電流量を0にすると当然電圧も減少し、電気が流れなくなる。
・電圧による音質差・・・なし
では、アンプ内を流れる電気はどこへ行ったのか?
→アンプ本体の温度変化は?
24Vにて試聴40分後 シャーシ天板温度25℃ (開始時温度23℃)
36Vにて試聴40分後 シャーシ天板温度28℃ (開始時温度25℃)
結果)高電圧によってアンプに送り込まれた電気は使用されずに熱に変わった。
よく高電圧アダプターを使用すると音が良くなったと言われます。店主自身も過去同様の経験をした覚えがあります。
しかし実際には、電圧を変えたから良くなったのではなく、付属の(安価な)アダプターから単品販売されている(良質な)ものに変えたことで音質が変化したと考えるのが正しいと思います。Indeed本国製はアダプター単品でも販売していますが、他社のものはどうでしょうか?
当店では、Indeed本国製を取り扱っておりません。最大の事情はPSE認定が取れていないことです。しかしながら代替品を様々取り寄せ試聴しているうちにIndeedのものでなくても音質差がないと気づいたこともその一因です。
経験上、ほとんどのACアダプターは電流、もしくは電圧が微妙に動きます。場合によっては1秒ごとに0.2V内外もしくは0.2A内外。(残念なことにIndeedのアダプターも動きます。特に36V5Aアダプターは電圧が落ち着かず、0.2V前後動くものもあります。他社のもので電圧が動くものはほとんど見たことがありませんが、、、)
これに比べて、本日届いた電源はほとんど動きません(長時間の使用では、アンプ本体が温まり電流が流れやすくなりますので、数値が増えるのが通常です。)。流石安定化電源です、音もベストだと感じます。ただしコストも高く、何よりも数分ごとに本体温度の調節のために内蔵ファンが煩く数秒回ります。
当店では、これまでに20近いアダプターを取り寄せ検証してきました。その中で良質で比較的安価なものを提供させていただいています。といっても必ずしも良品ばかりとは限らず、つい先日もあるお客様にご迷惑をかけてしまいました。仕入れた中に不良品があったようです。代替品をお送りいたしました。
お客様におかれましても、単なる数値の大きさに囚われずに良質なパーツを使った製品をお選びください。といっても外から見てわかるものではないだけに厄介ですが・・・
ご参考ください。
この検証のためだけに1万円もかけて、測定器を購入しました。使い始めて数分で結果が見えました。そうそうにヤフオクに出そうと思います(笑)。
19/11/10
本日、1mm厚の薄型制振ジェルを見つけて即購入。早速、7492sに使用しているスパイク「オヤイデOSP」との接合に通常使用している3mm厚の制振ジェルから変更しました。
中高音の解像度・分離・立体感、低域の力強さが格段にアップしたように感じます。
ジャズピアノでは最高音を弾いている時に鍵盤が戻る際の木のあたる音(ピアノの音色ではなく)や低音部での音圧(音ではなく)が聞きとれる(感じる)ようになりました。SPの置いている壁一面がスタジオのよう。(ボリューム位置・7492が9時、FV2が9時半ですので決して大音量ではありません。
音源・CD5→FV2→7492s/12v2aアダプター→Acustik Lab Bolero)
一般に廉価中華オーディオのゴム脚はどのメーカー品も両面テープで取り付けられています。Indeed製品も同じでJP仕様にする際には、このテープを跡形なく綺麗に剥がして粘着性のある制振ジェルを使い本体とインシュレーターを接合しています。同様に両面テープで接合するとインシュレーターの位置決めの際に修正が効かず一発勝負となるうえ、本体の微振動を吸収しアンプの長寿命化につながると考えて制振ジェルを使用しています。
これまで使用していたものは3mm厚が最薄でした。制振効果としては厚みが必要ですが、音響的には比較のしようがありませんでした。どの機種に於いても薄型の方が良いかは今後、検証していきたいと思います。
因みにこの制振ジェルは水洗いすることで粘着性が復活します。ご自身で設置位置を変える際には一度水洗いし、水分をふき取ってからご使用ください。
19/11/3
中華CDプレーヤーCD5はオペアンプを置き換え可能。以前から気になっていたので、本日トライ。
元々付いていたのは、BB社のOPA2134SPが2個でした。これをMUSES8920Dに換装。
結果、中低音が濃く、分厚くなり以前に比べてたっぷりと鳴っているように感じる。コストを考えると価値あり。
ただ、元々の2134も本物のようで、きちんと製造しているのが窺える。
回路のことは詳しくないのですが、ベテランの方ならば写真をご覧になられるとわかるのでしょうか。
次はMUSES02で試してみたい気が致します。
このように気軽に中を開けようという気になるのも中華製の良いところ。
2019/11/23経過報告
このCD5は9月末に到着、以来毎日数時間は使用しています。音質は、やはりかなり良いと感じます。クリアでワイドレンジ、詰まった感じやぼけた感じも全くありません。非常に透明度が高いです。
すっかりC7030やCD-01Uを使わなくなりました。機械的な問題は相変わらずですが、酷くなっていることはありません。
また、BT機能は便利で、音切れもなく重宝しています。皆様にぜひお聞き頂きたい製品ですので、もうしばらく経過観察してから判断したいと考えております。
19/10/26
AETスペシャルを販売開始致しましたが、ベースによりどのように違いが出るのか聞き比べしました。
この点、アンプが小型なので置き換えが楽です。イメージを平面図化してみました。
パターン①天然ゴムシート1mm厚
パターン②天然御影石10mm+AET SH3009S
パターン③天然御影石10mm+自作制振ジェルパッド
比較試聴曲:「Joe Cool's Blues」Wynton Marsalis & Ellis Marsalis
2曲目「Buggy Ride」、3曲目「Peppermint Patty」を繰り返し試聴
ユニット構成
壁コンセント→ヤザワY02BKNS312WH→MonsterCable ACコード自作→WeidukaAudio AC8.8→カナレACコード自作→Indeed製24V2aACアダプター→アンプ (TDA7498EMKⅡAETスペシャル)→JAMO concert7
音源
CDP(RFTLYS CD-5)→XLRケーブル(Classic Pro)→FV2→XLRケーブル(Neo d+XFR class B)→アンプ
※これらのシステム全体でSPは別として総額80000円にも満たない。
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パターン①
全体的に大人しい音だが非常に聞きやすい。
他と比較せずに聞いている分には不満は全く感じない。
パターン②
トランペットが目の前で鳴っている、鼻の先20~30cmほど。
ちょっと鼻先がこそばゆい感じ。
トランペットが主役なのがよくわかる。
パターン③
トランペットは奥に引っ込んだというより他の楽器と同じ並びに。
それぞれの楽器がはっきりと存在感が出てきた。全ての楽器が各パートごとに主役となっている。
特にドラムが細かい音まできれいに出ている。
低音も一番強い。聴いていて一番楽しく感じる。
自作制振ジェルパッドは、市販の制振ジェルをコルクパッドでサンドイッチしたもので、今まではSPのインシュレーターとして使用、たまたま目についたので試してみた
19/10/15
本日、久々にSA-98をつないだので電気特性を見てみました。
使用アダプターは、SA-98にセットの36V5Aアダプターとこちらが販売している36V2Aアダプターです。
写真1枚目がSA-98&36V5Aアダプター、2枚目がMKⅡ&36V5Aアダプター、3枚目がMKⅡ&36V2Aアダプターです。
36×0.04=1.44W 、36×0.12=4.32W 、36.4×0.1(~0.12)=3.64W(~4.368W) 数分経過時の指数は0.12Aでした。
アンプ内に流れる電流量が、SA-98とMKⅡで大きく異なること。
アダプターアンペアの大きさで消費電力量が変わらないことがお分かりいただけると思います。
ホワイトノイズを7498チップの特性と諦めていた皆様へ
19/10/14
本日、午後からケーブルの付け替えを行いました手元にあるエレコムスリム、モガミ2534、CLASSIC PRO
CXR006F、本日届いたばかりのNEO by OYAIDE Elec d+ XFR class B、他。
付け替えていて現システムではホワイトノイズがほとんどない事に気づきました。
ケーブルの影響、FV2の効果、など色々試しましたがどの形でもホワイトノイズがツイーターのそば10cmほどに近づかないと聞こえないレベルとなっています。今までは、1m以内では聞き取れたものでした。理由に関しては全く分かりません。
ユーザーの皆様のご使用状況はいかがでしょうか?
因みにケーブル変更による音質差ですが
①モガミ2534:低音が非常に前に出る(出すぎる)。中高音はクリアですが強いです。
②NEObyOYAIDE:中高音が引っ込む、というよりクリアで雑味がなくなり非常に自然な音。低音は出すぎずでも豊か。
③エレコムスリム(両側RCA):前2本に比べると音場、ダイナミクスが小さく感じますが、コスト差を考えると非常に無難で、通常の使用で不満を感じないレベル。
④CLASSIC PRO:エレコムスリムと同じく、普段使いでは全く不満を感じないレベル。
あくまで店主個人の感覚ですが①②と③④のコスト差は3~10倍前後です。①②は非常にレベルが高く③④との差は確実にありはするのですが、チープオーディオである中華アンプにそこまでかける必要があるのかと考えてしまいます。
19/10/14追記
ずっとCD-5を使っています。相変わらず機械部分には色々と難があり、リモコンの反応が遅い、ピックアップの移動時(サーチ)に機械音が大きい等毎回違った問題が起きるのですが、ずっとそれらがあるわけではなく不思議です。
それらのマイナスを考慮しても音質の良さが勝ちます。またBT4.2がついていますので、MKⅡとCD-5だけで店主の利用範囲では事足りてしまいます。CD再生時にはCD-5のリモコンでボリューム調整ができ、BT時にはボリューム調整はできませんが、iPad側で調整しますので何ら問題を感じません。
19/10/11追記
C-7030にしろCD-01Uproにしろ、デジタルOUTによる音質改善効果は大きいと感じます。これに対して中華CD-5は差は小さく、場合によってはアナログOUTの方が心地よく感じます。
19/10/7追記
同軸アウトからX16を経由して聴いていたのですが、なぜか音が浮いたような感じ(高音が強すぎるのか)で、CDのアナログXLRアウトから、FV2経由でアンプへと変更。どしっと落ち着いた音になりました。不思議なCDプレーヤーです。繊細で力強さも十分にあります。
ボタンで曲を切り替えるときのピックの移動音は笑うぐらいに大きいですが。
19/10/5
先日、サンプル購入した中華CDプレーヤーです。スタイルとXLROUTに魅かれて取り寄せしました。
カタログ値では SN比:120db チャンネルセパレーション:100db
この値を鵜呑みにすることは出来ませんが、音質は確かに繊細、クリアでワイド、非常に高音質です。
スピーカーの外側に1m程離れたところからも音が出ているように聴こえ音場が広い。
スピーカー側の壁全体から音が出ている感じ。
これまで使用していたC-7030と比べると、2割ほど音場が広がり、透明度、解像度が上がったように感じます。7030に戻れないレベル。また、比較用にXLR出力のあるTASCAM CD-01Uproを中古で落札し聴き比べを行いましたが、やはり同様の結果と感じました。
同軸デジタル出力があり、X16を通すと更に解像度がアップします。ただ、XLRのアナログ出力でも音質的に不満はなくデジタルアウトの必要性を感じない程のハイクオリティーです。
問題は、機械とパネルの仕上げです。
PLAYボタンと同時にモーター音が小さいですが発生します。更に、10数秒に1回ピックアップの起動補正音だと思いますが、「チッ」という音がします。いずれも機械から1mも離れれば気にならないレベルです。
こちらでお得意の制振ジェル+アルミインシュレーターを追加しましたところ、モーター音で改善が見られました。
フロントパネルの上辺に線状の傷が多く見受けられます。スクラッチではなく研磨不足によるものとみられます。
既にアマゾン他で4万円後半から7万円で国内でも販売されています。
当店で扱うか否かはもう少し耐久性を見たうえで判断したいと考えています。
価格以上の音質的魅力は十分にあると感じます。(自用には満足いくレベルです)
音質以外の魅力
・リモコンによる音量調節可能(現在国内販売機種で、アウトプット出力調整のできるものは低価格帯ではないように思います)
また音量調節ステップが少なく(全体10STEP?)ひと押しでの下がり幅が大きいため使い勝手が良い。
・BT4.2(これは便利)
・USBプレイ機能(使っていないため、詳細わからず)
・同軸、光デジタル入力(同上)
・同軸デジタル出力
・ヘッドホンアウト(独立ボリューム)
・サイズはフルコンポサイズ
19/9/12追記
本日もFV2を使って色々と試しましたが、ますます良いです。
中華製品にありがちな軽い操作感とは違ってフロントスイッチもしかっりと押し込まないと「カチッ」と切り替わらず、後のプラグ接続部も「カチッ」と音がしてきっちりとはまります。ぐらつきもなく、安定度抜群です。
正直、7498とセットで販売したいほど。しかも、今日はCD(光OUT)➡X16➡FV2➡7498とつないでみましたが、
何とCD(アナログOUT)➡FV2➡7498の方が音が良く聞こえます。(あくまで今日は・・・音の感じ方は日によって体調によって変わります) まさに泥沼です。
19/9/11
ユーザーの皆様からXLRで周囲を固めているとのレビューを頂戴し、当店でも探してみました。例の如く海外サイトで見つけて、8/26にオーダーし、本日9/11に手元に届きました。時間的には早くもなく、遅くもなく標準的な日数と言えます。
下記写真が届いた際のパッケージ状態です。決して、サプライヤー側の梱包が悪いわけではなく、航空便で運ばれてくる際には、このような状態は当たり前で、Indeedのものも往々にして同様です。(過去の経験から中国に限ったものではないと思います)
中身的には破損があった事はありませんが、1機だけでは本質的な問題か個体の問題か判断しようがないため、通常2機をサンプル購入します。
(因みに実際に届いて試聴してみたら不良品であったり、不足品があったりと言うことはざらです。海外通販サイトでも支払った額は返金してくれますが、中国への返送費用(写真のサイズものだと2000円以上)は購入者負担ですので、実質マイナス。またPayPalで返金してくる場合には、売主の支払額(返金額)から5%近くを手数料として差っ引かれて入金されます。)
これに繋ぐ、XLR⇔RCA変換ケーブルは、国内専門店の通販から購入しました(恐らく最安値)。XLRオス×2本とXLRメス×2本の計4本で1500円程でした。
早速、繋いでみました。CDのアナログアウトから分岐プラグを使い1つは7498ダイレクトに、もう一つはFV2を経由して7498に接続。スピーカーセレクターを使い2in1でJAMOコンサート7を鳴らしました。
ボリューム位置は7498ダイレクトの8時と7498が9時にしてFV2を10時が同レベルと感じました。
試聴結果:大ヒット「最高のバイパス!」
全く色付けなく、7498そのままの音で劣化は感じられません。良くなったかは、極めて微妙でクリアさと力強さが1%ほどアップした程度と。国内通販サイトで販売されている中華製同機能機は、ボリューム位置がMinかMaxでないとノイズが入って使えないものもあるようですが、どのポジションでも問題なく使えます。まさに究極のボリューム調整器と言った感です。パッシブですので、減衰のみのはずですがなぜかボリュームを上げるとダイレクトより音量が増します!? ギャングエラーも感じられません。またホワイトノイズも減少したように感じます。(下記データをご参照ください)
プリやDACを使わず純粋に7498の音を楽しむには最高の相棒です。
造りもがっちりしていて、質量はカタログ値520g、JP仕様で596gとかなりずっしり感じます。本格的に販売をしようと思いますが、在庫リスクを減らすため受注後発注としたいと思いますので、ご要望の方はお問い合わせください。
しかし残念ながら2機のうちの1機のフロントパネルに長さ3mmの浅いスクラッチ(傷)があります。写真に写らないものです。返品していては、供給がストップしてしまいますので、B級品として価格を下げて販売せざるを得ません。ご了解ください。B級品としても極力スクラッチの目立たないもののみ販売致します。
19/7/15
店主自身では小型スピーカーの方が、中高音の解像度と音の分散が優れていると感じています。しかし、低音の豊さは流石に無理でスーパーウーファーを作ろうかとCADでボックスの設計までしていました。先日、海外サイトでカーオーディオ用のチャンネルデバイダーを見つけて、先日届きました。
これで、JAMOやダイヤトーンの大型SPのウーファーのみを活用できます。効果は絶大で、中高音の奥行き感や広がりが増しました。全く別の曲を聴いているような感じがします。構成は7498EMKⅡを2機使いです。
音源→プリ→入出力セレクター1対4(家電量販店で1300円程の安物)→7498→小型SP
音源→プリ→入出力セレクター1対4→チャンネルデバイダー→7498→大型SP
国内サイトでも販売されていますが、かなりお高いようで、中華系サイトでは納期3週間かかりましたが数百円でした。ネジの取り付け穴が割れているのはご愛敬とみて、ウーファーユニット2本とボックスのコストと製作手間を考えるとかなりお手頃と思います。
19/7/7
昨日、海外サイトからサンプルで購入した真空管DACが届きました。大手のサプライヤーからの購入でしたので、発送も早くオーダーしてから10日で到着。デザインもユニークで真空管をボディー内部に組み込みフロントの小窓から見せる形と期待でいっぱいでした。
梱包も非常にしっかりしており、流石と思いました。
音質は、7498の音そのままで色付けがなく、かなりの高音質と思います。
が、BTでは音切れが発生。デジタルボリュームですが、ステップ1でもCDダイレクト入力だとかなりのボリュームで7498の音量を減衰できず、夜間での使用は無理。また、コンセントケーブルがなく(事前にリクエストをしておいたにも関わらず付け忘れ)、Dプラグのため手持ちになく、昨日量販店やホームセンターなど探し回りましたが見つけられず。デザイン目玉のフロントの小窓も真空管の位置とずれているため、折角のライトもほとんど何も見えず、、、残念ですが返品です。
相変わらずの中華クオリティー。かなりお高い商品だっただけにショックが大きいです。
19/10/31追記
現在でもAmulechさんで同様のDACを製造販売しているため、問い合わせしてみました。(大分前ですが)
Amulechさんでも「中国メーカー製品(複数社)で同様の音飛びを確認されていて、改善要望を入れたが改善されず、パーツを輸入して日本で組み立てしているので、音飛びは発生しない」とご丁寧にお教え頂きました。さすがMadeInJapanですね。コストがかかるのもわかります。
19/7/5
よく似たDACを別の販社から購入しましたが、外梱包も、中の梱包も同じでした(本体の形状は微妙に違います)。音飛びも同じ個所で起こりました。販社名は違いますが、恐らく同じ販売会社でしょう。
もうこの手のDACは諦めます。手持ちのAmulechと形もボタン配置も全て同じで、Amulechは全く問題なく使えています。今は同社からは販売されておらず、某サイトで偶々見つけてオーダーしましたが、全然ダメダメでしたね。不思議です。ノンクレームなのが、、、
19/7/3
リモコン付DACが到着。こちらの見込み通りでした。・・・が!
IRリモコン付ミニDAC
光・同軸入力
(リモコンで、ON/OFF・ボリューム調整・入力切替が可能)
アルミ合金シャーシなので、小さいのに重量感あります。
音質も軽快で、非常にマイルドで価格からみても非常にお値打ちでしたが・・・
**試聴しているところで、CD音源で音飛びが発生することが発覚(サンプル2機、光・同軸とも)。残念ながら、、、。本品は取扱い断念です。
19/6/30
小型スピーカーの低音増強に役立つかと思い、SPスタンドをDIYしました。
材料カットは全てホームセンターにて機械切断(カットサービス)
サイズは床面から675mm(キャスター高55mm)バッフル面の幅はSPと同じ195mm、天板面もSPと同じ W:195mm X D:225mm
(材質:天板・底板・MDF、脚柱・杉、バッフル面・シナベニア4mm厚)
結果:認識できるほどの大きな差はなかった。低音よりも中高音が前に出るように感じられる。
元々、SPサイズにぴったりのスタンドを作るつもりであったため、追加コストはシナベニア600円程。
総費用は約2000円
大理石プリントシートを貼ると見栄えが良くなるかも知れません。
19/6/28
最近の小型トランスミッターは光入力がついています。CDプレーヤーの光出力をトランスミッターに接続し、送信機として使用し、BT5受信機能のある真空管プリアンプに飛ばして試聴しました。
比較はCDプレーヤーのアナログ出力→真空管プリアンプRCA入力。
結果は、わずかにクリアさがアップ。しかしながらアナログ入力との差は微々たるものでトランスミッター代金3600円程(この手のものでは最安値)を払ってまでの必要性は感じないもの。
ただし、アナログ入力ダイレクトに比して+であることから最近のトランスミッターの質の向上は確認できました。(送信、受信ともにBT5)
19/6/28
同機の低音不満解消のため、背面に穴をあけられないか検討。背面板の取り付けネジを外してみるも、背面板自体単純な構造ではなさそうなのでギブアップ。ターミナル端子の設置板を外すと10cm×6cmの開口となるので、設置板をだらりと垂らしてケーブルと接続。
結果:
・低音のつまりが無くなり、高音から低音までのつながりが良くなった
・ズンズンと言う低音が出るようになった
あくまで個人の感想です。
簡単ですので、お試しになってはいかがでしょうか。