中華デジアンが、10万円超のアンプに勝るという噂の検証

よくネットや通販サイトでの寸評で「中華デジアンは10万円クラスのアンプよりもいい音がする」と言われていますが本当でしょうか? 「中華デジアン最高音質」を謳っているIndeedとしては、検証をしないわけには行かないと思いこの企画を組みました。

 

まずは対象となるアンプの選定ですが、やはりここは日本のテクノロジーが凝縮された同じデジアンを生産している某社に絞らせて頂きました。最初新品を購入しようと思いましたが、やはり10万円近い負担は、1機2万円以下で販売している当店としては負担が大きく、得意のオークションで調達することにしました。幸いにも某社の製品はオークションでもアンプに限らずDAC、CDプレーヤー等、幾つも出品されています。

 

 

不具合がありましたが、メーカー修理にてSPリレーを交換して貰ったため、音の定位、分解能は格段に良くなりました。

持っているデーターを全て出すというモニターアンプの意味では、7498E MKⅡよりもこちらの方が上と言えます。

非常にクリアでハッキリした音です。また低音部も力強く大変立派な製品です。

7498はこれに比べるとまろやかな「アナログ的な音」で「音楽を楽しく聴かせる」ことに徹していると感じます。

ただ、音調的には非常に似通っており、近くで聴いている分には、セレクターで切り替えても何の違和感も感じません。SPから2Mほど離れて、モニター的な聴き方ではなく、BGMとして聴いている際にこの差を感じます。

 

音量差は、某社のアンプが90W×2に対して、7498は160W×2です。7498はゲインが大きく、某社のアンプのボリューム位置12時半ごろが7498の9時に相当するようです。

7498の最大の欠点である、小音量時のギャングエラーとホワイトノイズは全くありません。

 

どちらを良しとするかは、オーディオ製品は趣向品ですので、皆さまの好き嫌いの世界だと思います。

色々と模索されて自分好みの音を作りだすことが大事です。

 

皆様も、不具合がある際には、一度メーカーさんに相談された方が良いと思います。ついつい販売者にクレームを入れがちですが、メーカーさんの方が対応が早いケースの方が圧倒的に多いです。

本件以外でも先日某メーカーさんに「貴社製品と全く同じ外観の中華製品を通販で複数購入したが、いずれも不良品だった。貴社製品は、中華製品の3倍程度の価格だが、不良はないのか?」と問い合わせしましたところ、丁寧にしかもことの経緯を説明頂き、納得しました。もう、その類の中華製品には手を出さないでおこうと判断できました。

 (2019/10/5改訂)